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北海道ヘンプ協会に対するよくある質問(FAQ)


Q1 2021年度は、どんな活動方針なのですか?

A1 21年6月27日会員総会で下記の4つを方針とすることが決議されています。

1 ヘンプ(産業用大麻)は有用な農作物です。それにふさわしい社会的、法的な扱いを求めます。
2 全国的な運動と地域活動によって、ヘンプの普及啓発と国内ヘンプ産業の発展を目指します。
3 ヘンプの世界情勢を日本に紹介し、日本の現状を世界に発信するなど国際交流に取り組みます。
4 事業推進にあたり、新型コロナ感染防止に努めるとともに新たな活動様式の確立を目指します。


Q2 21年度の北海道エリアにおいてどのような活動をしていますか?

・北海道に再びヘンプ栽培を復活させるため、栽培免許の取得支援に全力を尽くす。
網走市での免許取得を実現し、全道の市町村のヘンプ条例の制定と免許取得を目指す。

・道内の地域ヘンプ団体の設立支援と連携強化をはかる。
網走、大空、遠軽、旭川、函館での活動支援、十勝など他地域での団体設立を支援する。

・ 道内市町村の参考となる北海道ヘンプ産業振興条例(ヘンプ条例) の制定を目指す。
道議会産業用ヘンプ推進研究会と連携し、道議会、道庁への要請・署名活動に取り組む。

・北海道産業用ヘンプ連絡会議(連絡会議)を開催する。


Q3 21年度の全国レベルにおいて、どのような活動をしていますか?

・産業用ヘンプの定義を取り入れた大麻取締法の改正を政府と国会に要望する。
大麻取締法の改正を目指す署名活動に取り組む。

・THC が全く含まれていない海外の安心・安全な産業用ヘンプ種子の輸入を全力で実現する。国内外の関係機関、団体・企業と連携し、政府よりフランス品種の輸入許可を得る。

・マスコミや他団体との連携によって、ヘンプの普及啓発プロジェクトを推進する。
ヘンプハウスプロジェクト(HHP)、ヘンプフードプロジェクト(HFP)をはじめ、ヘンプ繊維製品、麻炭、CBD、複合素材、飼料・敷料などの畜産利用、エネルギーなど。

・ HIHA法人会員によるヘンプ・ビジネス・ネットワーク(HBN)を創設する。
HBN:ヘンプ事業に関する情報交換、業務提携など、ビジネス交流の場。
ヘンプ事業会社(一次加工会社)の設立などについて検討する。


Q4 21年度の国際レベルにおいて、どのような活動をしていますか?

ヘンプ開国キャンペーンの一環として、国際ヘンプ機構(IIHO:International Industrial Hemp Organization)やヘンプの国際会議への参加を通じ、ヘンプの国際交流に積極的に取り組む。


 ヘンプに関するよくある質問(FAQ)


Q1 ヘンプと麻と大麻は同じですか?


A1 はい、同じ植物です。
  アサ科の1年草で品種が繊維用、食用、薬用の3つあることから、繊維作物であり、食用作物であり、薬用作物でもあるのです。法律用語として大麻=大麻草の花穂と葉の部分をあらわしている場合があります。また、麻は、昔から大麻のことを言っていましたが、麻繊維が採れる植物の総称として使っている場合もあります。ちなみに、ヘンプ(Hemp)は、麻の英語名のことです。


Q2 北海道でヘンプを植えられるのですか?


A2 ヘンプを栽培するには、道知事から大麻取扱者免許の許可が必要となります。現在、2006年から北海道北見市で唯一の栽培者がいます。しかし、許可の窓口である道庁医療薬務課が新規の免許許可を基本的に認めないという姿勢があります。そのため、北海道ヘンプ協会では、この状況を打開するために市民への普及啓発、行政や政治への働きかけ、大学や企業へのアプローチなど様々な取り組みをしている段階です。栽培に関心を持つ方の参加をお待ちしております。


Q3 ヘンプは規制が厳しいので亜麻(フラックス)ではダメなのですか?


A3 ヘンプとフラックスは、同じ繊維作物であり、種子から採れる油は、どちらもオメガ3の健康油として知られています。規制が厳しいので亜麻から実践するというのも一つの手段だと思います。亜麻にないヘンプのメリットは、無農薬栽培ができる点、連作障害が少ない点、繊維収量などが多い点、将来的に医療利用の薬草として使える点の4点があると考えられています。


Q4 野生大麻を使えませんか?


A4 道庁医療薬務課の方針により野生大麻は撲滅すべき存在と位置づけていますので、現時点で使うことができません。たとえ、規制緩和して利用することができたとしても、抜き取った年間100万本の野生大麻は、農地換算でたったの2ヘクタール分にしかなりません。EUやカナダの産業利用の規模は、500~1000ヘクタールですので、全道にまばらにある野生大麻を利用するには、運送の面で効率が悪いことが考えられます。
 

 また、北海道の野生大麻は、本来の野生種ではなく、戦前の栽培品種が雑草化ものです。人間の手をはなれ、自力で北海道の厳しい自然環境を生き延びてきた野生大麻は、耐寒性などの特性が優れている可能性があり、将来の品種改良のもとになる貴重な遺伝資源の可能性があります。やみくもに駆除するのではなく、きちんとした生態学的な調査と種子の収集、特性評価が望まれます。